MASTERWALの値上げから考える、これからの家具業界

家具

2026年の価格改定情報を踏まえて、今“家具をどう選ぶか”を考える

最近、自分でMASTERWAL(マスターウォール)のベンチを購入したこともあって、家具の価格や価値について前よりも深く考えるようになりました。

実際に買う側になると、見た目のかっこよさだけではなく、

  • 素材の質感
  • 座り心地
  • 長く使えるかどうか
  • 部屋全体との相性

みたいなポイントまで、かなり真剣に見るようになります。
安い買い物ではないからこそ、自然と「価格」よりも「納得感」で判断するようになった感覚があります。

そんなタイミングで、MASTERWALの価格改定(値上げ)の情報を見て、改めて感じたことがありました。

それは、家具の値上げはもう一部ブランドだけの話ではないということ。
そしてもう一つ、これからの家具選びは「高い・安い」だけではなく、“何にお金を払っているのか”を理解して選ぶ時代に入っている、ということです。

この記事では、2026年のMASTERWAL価格改定情報を整理しながら、

  • なぜ家具の価格が上がっているのか
  • これから家具業界はどう変わっていくのか
  • 値上げ時代に後悔しない家具の選び方

を、できるだけわかりやすくまとめます。


【2026年最新】MASTERWALの価格改定情報(※投稿前に公式確認推奨)

まずは、現時点で出ている2026年の価格改定情報を整理します。

  • 価格改定の発表日:2026年2月18日
  • 新価格の適用開始2026年5月9日(土)ご注文分より
  • 対象:一部商品
  • 主な理由:原材料費・物流費・エネルギーコストなどの高騰
  • 詳細発表時期:2026年3月下旬予定(対象商品・改定額など)

また、価格改定前の時期には、フェア開催情報もあります。

値上げ前にチェックしたいフェア(予定)

  • エディションストア5周年フェア:2026年2月28日~3月15日
  • マスターウォールフェア:2026年3月7日~4月19日

価格改定の情報だけを見ると「また値上げか…」で終わりがちですが、重要なのはここからです。
なぜ毎年のように価格改定が起きるのかを見ていくと、MASTERWALだけの話ではなく、これからの家具業界全体の変化が見えてきます。

※本記事の日時・内容は公開情報ベースで整理しています。対象商品・改定額・フェア内容は変更の可能性があるため、投稿前・購入前に必ず公式サイト/正規取扱店の案内をご確認ください。


過去の価格改定から見える傾向(参考)

MASTERWALでは、ここ数年も価格改定が行われています。

2025年(5月23日実施)

人気のソファ(DANISH、PORO)やダイニングテーブル、ベッド、NOTEデスクなどが対象。
アイテムによっては、数千円〜数万円単位の価格上昇があり、一部では仕様変更・廃番もあったようです。

2024年(5月14日実施)

こちらも一部製品を対象に価格改定が実施。

こうして見ると、2026年の値上げも突発的というより、継続しているコスト上昇の流れの中で起きていると考えるのが自然です。


MASTERWALの値上げは「ブランドだけの事情」ではない

MASTERWALは、ウォールナットを中心にした高品質な国産家具ブランドとして人気があります。
だからこそ「高級ブランドだから値上げしやすいのでは?」と思われることもありますが、実際はそれだけではありません。

家具の価格には、ざっくり次のようなコストが含まれています。

  • 木材などの原材料費
  • 金具・塗料・クッション材などの副資材
  • 製造コスト(工場・人件費・設備)
  • 物流コスト(梱包・配送)
  • 為替の影響(輸入材・輸入部材)
  • 販売コスト(店舗運営など)

つまり、家具の値上げは「ブランドの都合」ではなく、複数のコスト上昇が積み重なった結果であることが多いです。

しかもMASTERWALのように、品質やデザインを大事にしているブランドほど、簡単に品質を落として価格を維持することができません。
そのため、一定の品質を守るために価格改定が必要になる、という見方もできます。


ベンチを実際に買って感じた「価格だけでは決められない」ポイント

今回、自分がMASTERWALのベンチを選ぶ中でいちばん感じたのは、家具ってスペック表だけでは判断しきれないということでした。

たとえば同じベンチでも、写真だけだと似て見えるものはたくさんあります。
でも実際には、

  • 木の表情や質感
  • 触れたときの仕上げの良さ
  • 座面の広さや座りやすさ
  • 空間に置いたときの“重すぎない存在感”

みたいな部分に、しっかり差があります。

もちろん価格だけ見れば、もっと安い選択肢はあります。
それでも「これなら長く使いたい」と思える感覚があったから、自分の中では納得して選べました。

この体験をしたからこそ、値上げの話題に対しても、単純に「高くなった=悪い」とは言い切れないと感じています。


なぜ今、家具業界で値上げが起きやすいのか?

1. 木材価格の変動と調達の不安定化

家具の中心になる木材は、世界的な需要・供給の影響を受けやすい素材です。
人気の樹種ほど安定供給が難しくなりやすく、原価が上がりやすい傾向があります。

特に「同じウォールナット家具」でも、数年前と今では仕入れコストが違う、ということは珍しくありません。

2. 為替の影響

「国産家具だから為替は関係ない」と思われがちですが、実際には材料や部材の一部が海外由来というケースもあります。
円安が進むと、輸入コストが上がり、最終的に製品価格へ反映されやすくなります。

3. 物流費・梱包費の上昇

家具は大きくて重く、配送にコストがかかる商品です。
さらに破損を防ぐための梱包資材や作業人員も必要になります。

ソファ、テレビボード、ダイニングテーブルのような大型家具ほど、この影響を受けやすいです。

4. 職人不足・人件費の上昇

質の高い家具は、最終的には人の手で仕上げられています。
一方で、家具製造の現場では高齢化や人手不足が進んでおり、若い担い手の確保も簡単ではありません。

この流れは今後、価格だけでなく納期にも影響してくる可能性があります。


これからの家具業界はどう変わる? 3つの流れ

MASTERWALの価格改定をきっかけに、今後の家具業界は次のような方向に進むと感じています。

1. 「長く使う前提」の家具が再評価される

価格が上がるほど、なんとなく買う人は減り、ちゃんと比較して選ぶ人が増えます。

そのとき重視されるのは、たとえばこんな点です。

  • 修理できるか
  • メンテナンスしやすいか
  • 経年変化を楽しめるか
  • 10年後も古く見えないデザインか

これからは「買ったときの値段」より、何年満足して使えるかがより重要になっていくはずです。

2. 「安さ重視」と「価値重視」の二極化

今後は、家具市場の二極化がさらに進む可能性があります。

  • とにかく安く、短期間で使う家具
  • 高くても長く使えて満足度が高い家具

この2つに分かれる中で、ブランド側には「自分たちは何を提供するのか」を明確に伝える力が求められます。
MASTERWALのようなブランドは、価格競争ではなく、素材・設計・使い心地・所有満足をどう伝えるかがより重要になります。

3. 「背景・素材・ストーリー」が購買理由になる

価格が上がるほど、ユーザーは納得感を求めます。

  • どんな素材を使っているのか
  • どこで作られているのか
  • どういう思想で設計されているのか
  • アフターサービスはどうか

これらは、以前よりも確実に重要になっています。
家具は単なる「物」ではなく、暮らしの質を左右する選択だからです。


値上げ時代に後悔しない家具の選び方

ここは、これから家具を買う人にとっていちばん実用的な部分だと思います。

1. 価格だけで比較しない

同じ「テレビボード」「ソファ」でも、価格差の理由はかなりあります。

見るべきポイントは例えば以下です。

  • 材の種類(無垢/突板/シート)
  • 構造の強さ
  • 塗装の仕上げ
  • 修理対応の有無
  • 保証・アフターサービス
  • パーツ交換の可否

初期費用だけで見ると高く感じても、長く使えるなら結果的にコスパが良いことは多いです。

2. 家具単体ではなく、空間で考える

家具選びでよくある失敗が「単体で見て決める」ことです。

たとえばテレビボードなら、

  • テレビサイズとのバランス
  • 床色との相性
  • 壁色・照明との相性
  • 配線のしやすさ
  • 掃除のしやすさ

まで考えると、満足度が一気に上がります。

自分もベンチを選ぶときに、単体のデザインだけでなく、テーブルや床色との相性を考えたことで、購入後の満足感がかなり高くなりました。

家具は、部屋の完成度を上げるためのパーツ。
だからこそ、空間全体で選ぶ視点が大切です。

3. 値上げ前でも「焦って買わない」

価格改定前は、どうしても焦りが出ます。
でも、焦って買って後悔するのが一番もったいないです。

もちろん、買うモデルが決まっているなら値上げ前は大きなチャンスです。
一方で迷っている場合は、先に次の3つを整理するのがおすすめです。

  • 何年使いたいか
  • 何を優先するか(見た目/耐久性/座り心地など)
  • 部屋全体でどう合わせるか

この整理をしてから買うと、価格以上に満足度が上がります。


MASTERWALの値上げから見える本質

今回の価格改定を見て感じるのは、家具業界が悪くなっているというより、むしろ本来の価値が価格に反映される流れが強くなっているということです。

安く作って、安く売るだけでは続かない。
ちゃんと作る、長く使える、暮らしに馴染む——そんな家具の価値を、買う側も改めて見直すタイミングなのかもしれません。

実際に自分でMASTERWALのベンチを買った経験があるからこそ、なおさらそう感じます。
価格だけではなく、「これを選んでよかった」と思える理由がある家具は、やっぱり強いです。

MASTERWALの値上げは、その象徴のひとつとして捉えられると思います。


まとめ|これからは「価格」より「納得感」で選ぶ時代

2026年のMASTERWAL価格改定は、単なる値上げニュースではなく、これからの家具業界を考えるきっかけになります。

これからの家具選びで大事なのは、

  • 目先の価格差だけで判断しないこと
  • 長く使う前提で価値を考えること
  • 自分の暮らしに合うかどうかで選ぶこと

家具は毎日使うものです。
だからこそ、値段の安さよりも、「この家具を選んでよかった」と思える納得感がいちばん大事だと感じています。

もし今、MASTERWALを含めて家具選びで迷っているなら、値上げ情報に振り回される前に、まずは自分の部屋・暮らしに合う基準を決める。
それが、結果的にいちばん後悔しない買い方になるはずです。


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